乾燥肌は肌トラブルの一つで、皮膚が乾燥することで目元や口元にシワやたるみが出来たり、ひびやあかぎれ、皮膚が白い粉を吹くなど、かゆみを伴う皮膚炎を起こすことがあります。
乾燥やカサつきは、肌の皮脂が減って皮膚から水分が蒸発してしまう事が原因です。エアコンが効いた乾燥した環境で長時間過ごしていたり、間違ったスキンケアをおこなう、過度なダイエットで食事制限をしている、入浴などで皮脂を必要以上に洗い落としてしまっている人などに起こりやすい症状ですが、年齢による肌の変化や栄養不良も大きく関係しています。
もくじ
乾燥やカサつきの対策
乾燥やカサつきを改善するためにはまず、栄養バランスの良い食事や睡眠をしっかりとり、体調を整え、肌の新陳代謝を活発におこなえる身体をつくることが大切です。油断ちのダイエットなどを行うと皮膚がカサカサになってしまいます。
極端に脂質を減らすと便秘にもなりやすく、肌荒れの原因になってしまうのでダイエット中でも良質な脂を適量摂るようにしましょう。また、水分摂取量が少なくても乾燥の原因になる為、水分をしっかり摂り、保湿のスキンケアをおこない、身体の内側と外側の両方から保湿出来るよう心がけてください。

マスクによる乾燥
マスクをはずしたときに、内部の湿気が急激に蒸発することで、肌内部の水分も奪われています。その為、肌が乾燥しバリア機能が正常に働かなくなることで、カサつきや肌トラブルの原因になってしまいます。乾燥を防ぎ、肌のバリア機能をきちんと働かせるためにも、スキンケアでしっかり保湿をおこなうようにしましょう。
必要な栄養素と効果的な食べ方
皮膚の主成分はたんぱく質で、不足してしまうと肌トラブルが起こりやすくなります。たんぱく質源となる魚介や肉、卵、大豆製品を主材料にした料理を毎食1品摂るように心がけてください。特に魚介や肉には、たんぱく質の分解や再合成を促すビタミンB6も豊富に含まれているので、健康な肌づくりに効果的な食材です。
タンパク質と共に、肌に潤いを与えるビタミンAやC、血行を改善して血色の良い肌にするビタミンEも大切な栄養素です。ビタミンCは水溶性ビタミンの為、野菜を茹でる事でゆで汁に成分が流出します。なるべく成分を損失しない為にも、ブロッコリーなどのアクの少ない野菜は電子レンジで下茹でしたり、スープなどにしてゆで汁も一緒に摂取できるよう調理法も工夫することが大切です。
アンチエイジング(細胞の老化予防)
加齢による身体の変化はありつつも、出来るだけ長く元気で若々しくいたいと思うものです。皮膚のシワやたるみ、関節炎、物忘れなど、年齢を実感させられる現象には活性酸素が影響しています。
活性酸素は人体に有害な物質で、他の分子を「酸化」して周囲の組織を傷つける事が、さまざまな老化現象として現れます。例えば、動脈硬化は血管の老化現象で、活性酸素が血液中のLDLコレステロールを酸化することで進行します。
活性酸素
活性酸素は、呼吸によって体内に取り込まれた酸素が、不安定な形に変化したものです。体内の酸素の約2%が活性酸素になると言われていて、他の分子がもつ電子を奪う事(酸化)で安定しようとして害を及ぼします。
体内では主にエネルギー代謝の過程で発生しますが、ストレスや喫煙、飲酒、紫外線、大気汚染、激しい運動なども発生の原因となります。
老化予防の対策
老化を予防し、若さを維持するためには、心と身体が健康であることが重要です。まずは、規則正しい食事、生活リズム、運動習慣などの生活習慣を見直しましょう。
老化を促進させる活性酸素を無害化する成分が抗酸化成分です。体内でも抗酸化作用のある酵素が作られますが、年齢とともに作られる量が減ってしまう為、食事で抗酸化成分を補うようにしましょう。
必要な栄養素と効果的な食べ方
抗酸化成分には、カロテノイド・ポリフェノール・イオウ化合物、ビタミンC・Eなどがあり、野菜や果物、種実、茶など、主に植物性の食品に含まれています。植物は常に紫外線を浴びているため、活性酸素の害から身を守る必要があるので、抗酸化成分が豊富に含まれています。
色素成分であるカロテノイドの多くは脂溶性の為、油脂と一緒に摂ることで吸収率が高まります。一方、苦味や渋味、香り成分であるポリフェノールやイオウ化合物の多くは水溶性の為、この特性を生かした調理法にしましょう。ポリフェノールは大豆に含まれているイソフラボンやごまに含まれるリグナン、イオウ化合物はキャベツに含まれるイソチオシアネードなどの成分です。
β-カロテンはカロテノイドの一種ですが、体内でビタミンAにかわるので、ビタミンの一種としても分類されます。β-カロテン、ビタミンC・Eの3種類は抗酸化ビタミンと呼ばれ、それぞれに強い抗酸化力がありますが、組み合わせて摂ることで効果が高まります。
まとめ

- 肌のトラブルは、外側からのスキンケアと内側からの食事の両面から改善する事ができる
- 肌は食事だけでなく、ストレスやホルモンバランス、生活習慣などでも影響する
- 肌の老化を防ぐために、日頃から抗酸化作用をもつ食べ物を積極的に摂取する
- ダイエットなどで過度な食事制限をすると、栄養が不足し肌にも影響するので注意が必要
- 水溶性・脂溶性の特性を理解することで、栄養素を効率よく摂取することが出来る
今回はさまざまな肌のトラブルについて、対策やおススメの栄養素をお伝えしましたがいかがでしたか?女性は特に化粧をする為、顔のトラブルや老化は気になりやすいです。基礎化粧品ばかり気を使っている人もいますし、もちろんスキンケアは大切ですが、まずは日ごろの生活で肌のトラブルを引き起こしやすい習慣や食事をしていないか見直す事も大切です。
肌は外側からのスキンケアと、内側から栄養素の両面からケアをしていく事ができます。ニキビなどの肌荒れが気になるときだけではなく、普段から肌を老化させない意識をする事が大切です。

高級な成分が入っているスキンケア製品を使っているからと、食事や生活習慣が乱れていては肌のトラブルを引き起こす可能性がありますよ。

まずは抗酸化成分が多く含まれている緑黄色野菜を食事に摂り入れるようにするにゃ♡

そうですね。抗酸化成分やビタミンが含まれたバランスの良い食事や、睡眠、洗顔と保湿など、まずは自分が毎日の生活に取り入れられる事から始めてみてくださいね。












